執筆する前の気持ちってランニングに行くか悩んでる時に似てる

 

ランニング=ジムに行く、犬の散歩とかに置き換えてもわかりやすいかも
とにかく、行く前が鬼門。今日は寝不足、飯食っちゃった、天気が不安定、仕事で疲れてる、このあと予定がある、何か知らんけどだるい。行かない言い訳なんていくらでも見つかるし、実際行かない日も結構ある。

そういう時はとにかく負担の少ないことから始めるといい。ランニングの例でいうと、取り敢えず寝転がりながらでもいいからワセリンを顔に塗って、日焼け止めも塗ってしまう。すると顔がべたべたして寝転がれずヘッドホンも付けられないし、何だか外に出ない方が勿体なくなる。それから靴下も履いて、だるいだるいと思いながら家の鍵を持って外に出る。

外にさえ出てしまえばさっきまでのだるさは半分くらい消えて、取り敢えず歩いてみるかとなる。人通りが少ない公園まで歩いたら走ってみてもいいし、そのままウォーキングでもいい。その後は余程無茶でもしない限りは、意外と運動するのも悪くないなという感想が思い浮かぶ。そして翌日にはまただりぃーと思うの繰り返し。

初めはとにかくだるいけど、やってみたら意外と終わりには満足感が高い行動は結構ある(逆に、初めはめちゃくちゃやりたいけど、やってみたら終わりは最悪なこともある。二郎系ラーメン食べる時とか)

執筆もその一例だと思う。全然良いアイデア思い浮かんでないし今は書けねぇよーと思いながらも、まずは25分机の前に座ってみる。思った通り白紙のまま全然書けないし、進んでも数百字。鉱石の出ないマインクラフトでもやってる気分になる。

でも一時間くらいあーだこーだ言いながら書いていると想定以上に物語の概要が掴めてきて、意外とすんなり続きが書けることが多い。書き上がった文字に連鎖するようにアイデアが繋がって、良い具合に転がっていく。

取り敢えず掘ってみれば初めは石しか出ないにしても、いずれは石炭、鉄、金にダイヤモンドとか出てくる感じ。終わってみればほくほく顔になって悪くないなと思える。そして明日になるとうわー書きたくねぇーもう才能枯れたわーの繰り返し。

だから取り敢えず軽いことから手を付けてみようぜ。そうすれば意外に道は開けるぜっていう上記の考えで大体は上手くいくんだけど、創作関連だとたまにバグかと思うくらい鉱石の欠片も出てこない時がある。いくら書いてもアイデアが浮かばず、その日には何の成果も得られず最悪な気分のまま終えることも稀に、時と場合によっては結構な頻度であると思う。

それに対する対処法は個人個人で違うので、万能薬は多分ないです。とはいえ死なずに足掻いたり、敢えてじっとして力を溜めておけば抜け出せないこともないと思うので、各々自分の持つ分野でそういうことがあっても諦めずに頑張ってください。

俺も「やーめた! くだんねぇーもん!」と時には言いながらもなろう作家としては五年目になりました。これからも「もうだめだぁ……全然書けないし死ぬんだぁ……」と嘆きながらも実際死にはせず、健全なメンヘラとして生きていきます。

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