第510話 渋々の出迎え

 

 あと一週間もあれば160階層でルーク辺りを人柱にしつつ、階層主の対策装備と作戦を立案して突破まで出来るかもと努は予測していた。


「はぁーーー。しょうもな」
「…………」


 しかしギルドで最前線組が早めに帰ってきたらしいとガルムに伝えられた努は、しょぼくれ顔で完全に萎えていた。そんな彼の真意がガルムにはよくわからなかったのか、その言葉を何とか咀嚼しようと真顔のまま固まっている。

 とはいえ努がこれまで七面倒臭い割に金は掛かるわ評判も悪くなるわで損しかない刻印士のレベル上げをしていたのは、人為的に固められているであろうこの環境を崩したかったからに過ぎない。最前線組がいない間に最高到達階層を更新してやろうと画策したのは単なる後付けであるため、目的自体は既に達成している。

 ただ刻印装備を作ることすら規制して自身の立場を守ろうとした職人連中も確かに不快だったが、その緩慢な環境に甘んじて一ヶ月近く迷宮都市を出ていくような探索者に対しても思うところがあったのは事実だ。

 150階層を越えられない者たちは単なる実力不足だと豪語して天空階層からマウントを取るのは大いに結構だが、それでもし中堅の探索者が心を折って引退してしまえば当然それを見た新規も入りにくくなる。

 そうなればますます廃人たちの立場は揺るぎないものになるだろうが、中間層が抜け落ち新規も望めないコンテンツなんていずれ寂れるに決まっている。その寂れたお山で大将を気取りながらサービス終了を嘆くなんて真っ平ごめんだ。

 そんな者共の鼻もまとめて明かしてやろうと思ったからこそ、努は職人関連の業種から干された時よりも苛烈な作業を強行していたのだ。お陰様でレベルをろくに上げていなかった職人たちは本当にご愁傷様といった様子で思わずにこにこしてしまうが、のこのこ帰ってきた探索者にも160階層突破の結果を叩き付けてやりたいところだった。

 だが予定外にも最前線組が早めに帰ってきてしまったということで、帰還したら160階層突破されてたドッキリは無に帰した。とほほといった様子の努は神妙顔のガルムに投げやりな質問を投げかける。


「アルドレットクロウ辺りが早めに呼び戻したとか?」
「恐らく、そうだろうな。アルドレットクロウだけ妙に動きが早く、慌ただしい」


 努たちが帰ってくるまでギルドで神台を見ていたガルムは、その途中でアルドレットクロウ在籍の探索者たちが帰ってきて早々に神のダンジョンに潜っていった様子を確認していた。


「ロイド君偉いねぇー。でもアルドレット工房ほどではないにせよ刻印規制側に重きは置いてたし、相当痛い損切りだったとは思うけど」


 確かにアルドレットクロウの最前線組呼び戻しは努からしても嫌なものだったが、今更帰ってきたところでこの盤面は早々崩せない。

 既に深淵階層は勿論、天空階層にも通用する刻印装備をゼノ工房で生産し、神台でその有用性を思う存分宣伝した。当然、深淵階層を越えたPTは天空階層用の刻印装備も欲しくなる。今となってはもう刻印装備なしで探索なんて考えられない身体になってしまっただろう。

 そんな探索者たちの足下を見ながら努は刻印装備の値段を吹っ掛け、今まで費やしてきた資金の回収に入っていた。

 特にアルドレットクロウにはもはや売る気がないと疑われるほどの金額を提示していた。それはロイドと繋がりがあると噂の刻印士がどれほど使い物になる刻印装備を生産できるのか、見極める試金石となった。

 そして一度だけの交渉で結局は決裂を恐れていい値を出してきたところから見て、恐らくアルドレットクロウは50レベル以上ある刻印士をろくに扱えていないようだった。

 実際に53レベルはないと刻印できない装備自体はロイドが持っていたため、その刻印士は確実に実在する。だが一朝一夕ではとても完成させられない細かな装飾が成された鎧からして、芸術気質の強い刻印士であることは予想できた。

 そしてその刻印士はアルドレット工房を筆頭に今まで冷遇されていた環境下で、ほんの少しだけ手に入る刻印油で何年もかけて刻印士としての技術とレベルを上げてきたのだろう。

 しかし今ではさぞもてはやされているだろうにも関わらず、傷ができて効力の消えた刻印の修復すら手伝わない。その状況を見ればアルドレット工房に対しての恨みつらみの根深さは窺える。

 ロイドはそんな刻印士から装備を受注生産してもらえる関係性こそあるようだが、その他に対しては一切の協力を拒否しているようだった。なので実質的に50レベル以上の刻印を施せるのはユニスと努しか今はいない。


「うーん……」
「あ、あのー。もしかして、今日でPT解散ですかね?」


 この状況で刻印士としてどう立ち回ろうか努が考え込んでいると、後ろで様子を窺っていたクロアがたまらず声をかけた。元々最前線組が帰ってくるであろう時期にPTの解散は知らされていたが、それも早まってしまったということでいいのだろうか。


「いや? スタンピード組の都合で早く帰ってきただけだし、予定通りあと一週間はこのまま続けるつもりだよ」
「よかったー。クロア明日から一人になるかと……」
「こっちの都合優先でいいでしょ。それにまだ新しいPTメンバーとの都合もついてないし」
「……つまりクロアはそれまでの繋ぎと?」
「それはお互い様でしょ。それじゃ、また明日」


 確かにクロアの言う通りではあるが、彼女とてこのPTに入った当初はちょっとした売名とエイミーとの繋ぎぐらいにしか思っていなかっただろう。PTを組んで数ヶ月経ちお互いその認識は変わったのかもしれないが、あくまで契約関係であることに変わりはない。

 そのことについてはクロアも理解しているのか何も言いはしなかったが、まるで捨て犬のように尻尾を垂れさせて同情を引くような演技はかましてきた。


「……別にこのまま無限の輪入れちゃってもいいんじゃないっすか? 十五人まで増やしちゃえば別に余らないし」
「そうなのです。散々利用してから捨てるなんて男らしくないのですよ」


 そんな同情作戦にまんまと引っ掛かってひそひそ声で説得してくる二人を前に、努は狐耳を立てている方をじっと見つめた。


「ちなみにだけど、一週間後ユニスはどうするつもり?」
「え?」
「来週からはヒーラー1でPT組む予定だから、もうお前の枠ないけど」
「…………」
「いや、そんなまさかみたいな顔してるけど、薄々は気付いてただろ」


 160階層を突破するためにはまずヒーラー2枚編成を止めなければ話にならない。今は共同探索で誤魔化せてはいるものの、5人PTで白魔導士二人は進化ジョブを加味しても支援回復が過剰すぎる。


「自分の展望について多少は考えてたでしょ。散々利用して捨てられるわけじゃあるまいし」
「……わかってるのです」
「ならよかった」


 そのことについてまるで意識がなかった、というわけでもなさそうなユニスは努が去った後もむっつり顔のまましばらく停止していた。


 ――▽▽――


「おかえり」
「何ですか、その顔は」


 夫に対する恋愛感情はもう枯れている妻が、予定より早く出張から帰ってきてしまった彼を渋々出迎えるような表情。それにいち早く気付いたリーレイアは努にそう突っ込みながらも、クランハウスの玄関で靴を脱ぐ。


「もう少しゆっくりしてても良かったのに」
「ツトム君が言うべきことではないだろうね?」
「あのペースが続いたら、私たち本当に置いていかれるかもしれないですよぉ」


 続いてゼノとコリナも資料の入ったマジックバッグをオーリに預けて玄関を上がり、説明してくれと言わんばかりの顔で努を見つめた。


「帰ってきてもらったところ悪いけど、納期ヤバいから作業しながらでもいい?」
「構わないが……しかしこれを全て仕上げるのかい?」


 クランハウスのリビングの隅には思わず目を引かれるぐらいの様々な装備が積まれていたので、ゼノは目を丸くしながら尋ねる。


「最近は刻印油垂らしてスキル使うだけだし、意外と早く終わるよ。自分で刻印の並び考えて下書きしなきゃいけない時は面倒臭いけど」


 既にゼノ工房でデザインを確立しロゴから刻印の形まで刻まれているものは、いわばテンプレ装備のようなものなので量産体制は整えていた。ただ中には刻印を刻むこと自体が難しい材質や面積が狭い杖なども存在するため、そういう時は独自に刻印の配置を変えたりする必要があるので手間がかかる。


「こうなってる大体の経緯はもうわかってるだろうけど、何かあれば答えるよ」


 既に最前線組が帰ってきて数時間は経っているので、三人もある程度情報は入ってきているだろう。そして装備を抱えたままソファーに座って小さく刻印刻印呟き始めた努に、若干瞳孔が開いているリーレイアは早速問いかけた。


「アスモ、誰とも契約してませんよね?」
「そもそも他の精霊術士と関わる暇すらなかったよ」
「ならいいです。早速契約しましょう。契約コントラクト――アスモ。……あーーーー!!」
「もはや病気だろ」


 努が返事をする間もなく契約させられた光精霊のアスモは、バランスボールぐらいの大きさの白いまゆ形態で姿を現した。それに対して久々に再会した実家の犬みたいに擦り寄るリーレイアの姿に、彼は幻滅したように呟く。


「リーレイア、外に出てもずーっと新しい精霊のこと気にしてましたもんねぇ」
「私の工房にも一度足を運んだが、ある意味で見る影もなかったよ。しかし、レベルを上げきった後はてっきり刻印装備の流通は制限するのかと思っていたが、どこを贔屓にするわけでもなく広めているのだね」
「まずは刻印装備の有用性を広めないと価値が上がらないしね。それにしばらくはロストの補填と刻印のメンテで稼ぐ予定だから、ばら撒いた方が逆にお得かと思って」


 以前ならば多少装備をロストしたとしても探索の利益で十分賄えていたが、こと努やユニスが生産する刻印装備は桁が違うし数も少ない。それを理解している探索者たちは勿論ロストしないように細心の注意を払っているが、撤退ができない階層主戦ともなると中々難しい。

 それに努は刻印装備の価値が一極集中しないよう部位ごとに分けて刻印しているため、全滅した場合は最も価値の高い武器だけが残り防具は全損してしまうようになっている。それに加えて防具は裏地に刻印を仕込めるものの武器はそういうわけにいかないため、衝撃や傷によって破損した刻印はメンテナンスが必要である。

 その修理コストを加味すれば初めは赤字で刻印装備をばら撒いたとしても取り返せると考え、努は大手クランにだけ値段を吹っ掛けつつ中堅の探索者には手の出しやすい価格で売り出していた。その結果として今の神台にはゼノ工房産の刻印装備で溢れ返り、最前線組が肝を冷やすような成果を出させていた。


「あと、悪いけど最前線組にはしばらく刻印装備渡さないつもりだから、その認識でよろしく」
「……えぇと? 無限の輪にだけはこっそり渡すとかでもなく?」
「うん。今まで散々苦汁を舐めてた中堅にも少しは一番台の日の目を浴びさせてあげたいからね。なんか、上位の神台に映らなすぎて変な噂まで立ってたし」


 上位の神台を映す神の眼には何か特別な機能があるのだと妄想が膨らんでしまうほど、中堅たちはこれまで壁を破ることができなかった。それは単なる実力不足だなんて上の探索者や迷宮マニアから評されていたが、ある程度進化ジョブにも順応してきた今の努から見ても中堅たちの動きが悪いとは思えない。

 それこそクロアのように磨けば光るような者たちばかりだ。何も彼女が特別強かったわけではない。実力を上げるための努力不足などではなく、単なる情報と環境が整っていなかっただけだ。

 その階層に合った適切な刻印装備さえあれば中堅たちが深淵階層を突破するのは容易い。天空階層では情報を仕入れて試行錯誤していく必要はあるだろうが、どん詰まりの環境で何年も鍛えてきた実力だけ見ればそれ以上も目指せる。


「何と慈悲深い。流石は神から使わされた子なだけはありますね」
「なんかロイドからもそれっぽいこと言われたんだけど、もしかして情報漏洩してない? 裏切り者には神から天罰当たるけど大丈夫?」
「ツトムが異世界人なんて話しても信じてもらえず、暴露したことだけバレそうですけどね。あの用紙が残っているのならまだしも」
「ただ、ツトム君の視点は確かに神の子と呼ばれるに相応しく見えるね! 利他の精神、非常によろしい!」


 白い繭をつんつんとしながら話すリーレイアを横目に、ゼノは輝く銀髪をひらりと払って彼の行動を肯定した。ただ当の本人は少し気まずそうにゼノの熱視線から目を逸らした。


「確かに今まで苦労してきたっぽい中堅たちが報われてほしい気持ちもあるけど、どちらかというと上で胡坐あぐら掻いてた連中を一度引きずり下ろしてみたいって気持ちの方が大きいかな」
「……だが、いずれは高レベルの刻印装備も出回るだろう? そうなればすぐに戻ってしまいそうなものだが」
「それでハッキリするのはいいよね。どんな環境でも適応して上位の神台に映れる実力者か、たまたま運よく残ってただけの雑魚か。試すような真似になって申し訳ないけど、僕としては結構楽しみだよ? 意外とガルムとか落ちちゃったりして」
「…………」


 そんな努の言動にゼノは困ったような笑みを浮かべ、コリナは末恐ろしいものでも見てしまったかのように瞳を震わせている。


「それに生産職なんて一体どれくらい生き残れるんだろうね? 頑張れば数ヶ月で僕と同じぐらいのレベルにはなれるだろうけど、短期間で上げるのはキツいぞー?」


 それこそアルドレットクロウぐらいの規模であればレベル上げは捗るのかもしれないが、今まである程度自由な裁量を任されていた職人たちがあの虚無作業に耐えられるのだろうか。それに刻印油を確率外のドブに捨て続けて赤字を垂れ流す覚悟が上層部にあるのか。


「人の不幸は楽しいですか」
「僕が味わった苦しみを職人たちに是非とも味わってほしいね。苦しめ!!」
「ドーレン工房に報告しておきますね」
「若手は意外と刻印士のレベル上げてたから、スタートは悪くなかったんだよね。刻印油の消費量エグくて修羅場っぽいけど」


 刻印が成功するかは単純な確率の話なのに、お前の腕がないからだと責められていた職人たちを努は工房で見学していた。他にも現実ならではの弊害が起きまくっている事案を見聞きするのは楽しくて仕方がない。


「悪魔の子の間違いなんじゃないですか?」
「人って大体悪魔の子なんじゃない?」
「それもそうですね。次はレヴァンテお願いします」
「ここにも強欲な悪魔の子いるな」


 それから努は刻印中にもリーレイアから一通りの精霊契約を施され、精霊たちとわちゃわちゃしながら作業を進めていった。

 コメント
  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 5:09 AM

    描写見た感じ50そこそこだと深淵階層で60に踏み込まないと天空階層に対応した刻印できなそうだけどな

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 5:17 AM

    中堅を底上げしてるのも裏ダンジョンの仕掛けの伏線なのかと思ってるけど、、わからんね。
    でもメインキャストが帰ってきて次の展開に進みそう、楽しみ!

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 5:27 AM

    ツトムの影に隠れて刻印上げられたユニスの恩恵がでかすぎる
    本人の努力ももちろんあったが刻印環境があるだけで全然違う
    同じように勉復帰に奔走したエイミーが報われる日は来るのか

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 5:32 AM

    ユニスは不安な時も、怒ってる時も、喜んでる時も可愛いので反則キャラ

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 5:45 AM

    アルドレ先行は別にいいんよ
    人柱サンキューってなもんよ

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 5:46 AM

    更新感謝

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 6:15 AM

    現状の2PTなら三年前の清算も含めて努の責任の範疇だろうけど、3PT目は責任取りたくないしぶっちゃけ面倒と感じてそうだな、努。 しかしユニスに今後どうするのかわざわざ聞いてくれてるあたり、努にしては気にしてるみたいだし案外、ユニスが自分から3PT目のリーダーに名乗り出るならそれもありってことじゃない? というか登場人物中でリーダー適正ある所属フリーキャラってユニスぐらいだからクロアとか今後も登場するつもりならユニスに拾われるしかないだろう!

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 6:32 AM

    アルクロの高レベ刻印師に気づいたのがロイドだったんだろうな
    装備作ってもらって可能性を見出したから油の融通してずっと支援してきた恩人ポジ
    クラン内でも共有しなかったからいじめ横行してたろうし若干マッチポンプな気がするけど
    まぁ技能検証してないアルクロのマネージャー無能だし、生産専門外だもんって放置した下ネタおじほんとクラマスやめてよかったねって気持ち

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 6:34 AM

    リーレイア草生える

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 6:41 AM

    雷鳥どれくらいのサイズで呼び出してたんだろか…

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 7:16 AM

    確率の問題を技術者の問題にする
    とか大規模なストライキが
    起きそう…
    あと努のフレに呼ばれたが
    ユニスとクロアにどう影響するか
    回復とデバフのユニスはともかく
    クロアは打撃属性だから属性で
    有用だけど装備制限がないから
    代用も効くので片手落ち….
    別のクランえの紹介状を
    努に書いて貰わないとな….

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 7:35 AM

    うpおつです

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 8:13 AM

    ユニスがんばれ!

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 8:19 AM

    確率の問題とか言うけど内部解析が出来るわけじゃないし立証するには莫大な試行回数が必要だからな
    腕の問題と言われても仕方ないだろ
    普通に技術介入不可能な単なる確率にした神運営が馬鹿なだけだろこれ

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 8:26 AM

    リーレイアがもう完全にダメな娘になってるw

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 8:27 AM

    むっつりユニスかわいいよユニス
    強欲な悪魔の子笑った
    どんどんあだ名が増えていくクレイジーサイコレズ

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 8:29 AM

    うーんこれでこそツトム笑

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 8:38 AM

    あだ名なら黒杖おばさんの方が(ry

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 8:54 AM

    更新お疲れ様です。
    努のこれまでの行動の意図が明らかになり、都市全体の様子も大まかに分かったのが嬉しかった上で、自分の所のスタメンにも刻印装備を与えようとしなかったのは意外。
    尤も、努達の臨時PTって、他の燻ってた中堅層と比較してかなりレベルが低い中、今までに無かった装備と最前線PT並のプレイヤースキルで強引に抜けて来た編成なので、最前線組と装備条件が同じにされるとレベル不利で一気に離されて技術吸収の機会が遠のくという事情も有りそうですが。

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 9:09 AM

    2022/05/13(金) 8:19 AM
    利権を守ろうとして新規参入を拒む姿勢は老害そのものだけど今まで培ってきたものを根本から否定されるのは中々受け入れ難いからな
    努視点で言えば突然三種の役割とかクソ喰らえ、アタッカーを入れるだけ入れたゴリ押し戦法が大正義だと言われるようなもんだし

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 9:11 AM

    雷鳥への給餌をヒントに雷魔石での安定度が劇的に改善するハンナとかありそう

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 9:26 AM

    そういえば今の状況って幸運者騒動のときのソリット社と同じなんだな
    一強で競合他社がいないから批判されず好き勝手記事出してたソリット
    突出した実力があるからゴリ押しで階層更新して後追いできない中堅探索者に実力が無いからだとゴリ押し戦法強要してた上位探索者
    ソリットのときはソリットだけ取材を受け付けずに他社には情報流してソリットに対抗できるように成長させた
    今は上位探索者には装備流さずに中堅探索者を育てようとしてる

    努くん的には神台に映る探索者がコロコロ変わる状況作って、いろんな探索者やいろんな戦法を見たいだけな気がするけど

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 9:37 AM

    ユニ虐たすかる

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 9:56 AM

    職人の腕とレベルが比例してないのがちょっとだけ違和感
    まあ武器防具職人のレベルと刻印のレベルは別なんだろうけど
    それなら細工職人とかは刻印士導入時に元からレベル付与されてそうだし
    新システムならではの矛盾とかそういう感じかね
    いずれにしても革命が起きるのは側から見てる分には楽しい

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 9:57 AM

    努がユニスに自分の展望を考えさせたのは、刻印装備のコントロールをする時点で、ユニスの無限の輪入りは確定。その上で、刻印士一本でやるってユニスが宣言すれば2pt、探索者と刻印士の両立を考えてるなら3ptにできるような展開を考えてるからのように感じる。
    他のギルドへの放出は努もユニスも考えてないと思うぞ?

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 10:06 AM

    更新感謝!
    ユニス~
    クロア~
    リーレイアw

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 10:10 AM

    ユニス自体はヒーラー諦めてないんだから
    生産職に絞って云々は的外れでしょ
    でもそれだとヒラ3になっちゃうから(現状)お前の枠ないよ発言だろうし。
    ただこの人なんだかんだで情に依る判断もするし(ガルム エイミー カミーユ あと帰還後ならハンナも)
    ユニスにはそれなりに思い入れもある描写もあったし(ヒラとしてまったくできないわけじゃないから難しいとか)
    ユニス本人の判断に依るだろうけど、それに沿う判断しそうだけどね

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 10:11 AM

    確定。
    ですってよ。

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 10:11 AM

    無限の輪入りが確定かどうかは正直分からんと思うがな。
    別に否定はしていないというだけで。
    自分は単純に「自分がこれからどうしたいのか、一度しっかり考えて答えを出せ」ってことだと解釈したよ。
     
    ユニスにとっては、おそらく今のPTは恐ろしく居心地がいい。
    メンバーは気心が知れてるし、努の傍にいて彼からどんどん技術を吸収できるし、自分が活躍している実感もできる。
    だから無意識に、「いずれ解散する」という未来と向き合うことを先送りしたくなるのは良くわかる。
    人間、誰でも考えたくないことは先送りにしがちだからね。
     
    だから「そろそろちゃんと向き合って答え出しとけよ」って現実を直視させるよう仕向けたんじゃないかと思うな

  • 匿名 より: 2022/05/13(金) 10:12 AM

    刻印レベルはゴミみたいな作品だろうがとにかく数をこなせば上がる
    刻印の付与率はレベルと正比例する
    職人は納期を最大限使って1つ1つの作品に丹精込めて仕上げる
    ここが全く噛み合わなかった結果が今の惨状ってこと
    従来の職人のレベルを0にして嘲笑うクソシステムが刻印ってこと

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