第462話 ゼノの苦悩

 

「おー。本当になってるのです」


 100階層の突破から数日後、努たちPTはそのまま刻印階層の攻略も着実に進めていた。そんな中ギルドに帰って自身のステータスカードを確認していたユニスは、そこに薬師と刻印士という新たなジョブが追加されているのを見て目を輝かせていた。

 そんな彼女をエイミーはステータスカード片手に猫目で見つめる。


「進化ジョブよりそっちが嬉しそうってどうなのよ」
「薬師、素材揃えてスキル唱えるだけでポーション作れるの凄くないです? それに状態異常を引き起こせるやつも作れそうなのです」
「……それってあっちでやってたことと変わらなくない?」
「いや、むしろなんで帝都にはサブジョブなかったのです? 多少レベルは上がってるのですが、何だか損した気分なのです」


 つい先ほど取った刻印士と違いユニスの薬師レベルは既に30ほどあったが、現状ではそこまで高くはない。サブジョブが導入された時に元々ポーション作りなどをしていた者たちに与えられていたレベルと同様である。それに三年かけてエルフから習ってきた複雑な工程が必要なポーション作りも、スキルであっさり作れるのでは形無しではないかと思ってしまう。


「実際作ってみるとわかるけど、味とか品質に関しては前からポーション作ってた人たちの方が上だよ。低レベルがスキルだけで作ったポーションは人間が飲めるようなレベルじゃない。あとは単純に各々の利権団体が黙っちゃいないから、下手にスキルでポンポン作って売ろうものなら干されることになるかな」
「……は? お前、どんだけ取ってやがるのです!?」
「地味に鑑定士も取ってる……。ってことは、もう鑑定士って貴重じゃない感じ?」


 既に実験がてら様々なサブジョブに手を出しては生産職から総スカンを食らっている努は、帰ってきた時に挨拶回りで取り戻した人脈も各団体の圧力と忖度でカピカピである。そんな彼のずらりとサブジョブが並んでいるステータスカードを見てユニスはギョッとし、エイミーは鑑定士がオワコンになったのではないかと危惧していた。


「流石に全部一斉にレベル上げるわけにもいかないし、今は刻印士に絞ってるよ。そのおかげで少しは成果も出てきたしね」


 そんな努はギルドの一角に映っている小さな90番台――その付近には迷宮都市にこんな住んでいたのかと失礼ながら思ってしまうくらいの魚人たちが群がっているので映像こそ遠目で見づらいが、その方向を見つめる。

 そこには複雑な刻印が施されたウェットスーツのようなものを着たカミーユが、まだ誰も到達したことのなかった深海の底を歩いている姿が映っていた。その映像は海に憧れのある魚人たちからすれば非常に興味をそそられるのか、下位の神台であるにもかかわらず異様な人気があった。

 元の世界に帰る直前だった時に交わされたカミーユとの約束。それこそ際どい水着でも渡せば彼女は喜んだのかもしれないが、努としては黙っていたことへの謝罪とちょっとした冗談も込め、水着と評してめちゃくちゃ性能の良い装備を初めから渡すつもりだった。

 ただそれも単純に金だけかけて最前線クラスの装備を渡すのも廃人からすればナンセンスだったため、出来れば性能の尖り切った珍しい一点物でも渡したかった。それからコストと職人の手間に見合わないことから作られていなかった深海にも対応できる刻印を、努は一か八かで施して成功した。


「ちょっとした話題にもなってるみたいだし、作って正解だったかな。しばらくは同じもの作れる気しないけど」


 刻印が成功するかは努の推測からすると、単純に刻印士のレベルと施す刻印の難易度に応じて変化する確率である。刻印士のレベルに見合わない刻印は成功確率が極端に減り、逆に見合うのなら100%に近い確率を叩き出すことも可能だ。

 カミーユにプレゼントした水着の施した刻印は、当時ようやく30レベルを越えた努からすれば成功確率は数%もなかったかもしれない。しかもそれを三回潜り抜ける必要があったため、単純な計算でいえば成功確率は小数点以下だっただろう。

 ただ刻印は幸いにも『ライブダンジョン!』で作成した黒杖のように、失敗してしまえば全てが水の泡になるようなマゾ仕様ではない。失敗すると刻印油こそ無駄にはなってしまうが、装備が駄目になるわけではないので素材さえ揃ってあればあとは単純な確率との勝負になる。そのために努はゼノやガルムの協力も借り、多量の刻印油をストックして最強の水着作成に挑んだ。

 だが、物欲の女神はどうでもいい時にこそ微笑むものだ。結果として努は十回に満たない回数でレベルに見合わない刻印三つを施すことに成功していた。そしてそれに応じた経験値も入り一気に40レベルまで上昇したが、しばらく低乱数を引かされることは間違いないので素直に喜べはしなかった。


「……ツトムがこっちに帰ってきたのは、一ヶ月くらい前で合ってるのです?」
「……そんなもんかな。ハンナに見つかってすぐ無限の輪に帰ってきたから」
「見つかったとはなんっすか。見つかったとは」
「ふーん……」
「んにゃー……」


 ユニスはそう呟きながらレベルと日数計算でもしているのか、上の空で電卓でも弾くように尻尾の先をうねうねと動かしている。エイミーもそもそもレベルの概念が変わって統一されていた鑑定士のスキル欄を見て何やら呻いている。


「ん~……」


 エイミーやユニスとは違い少し前からPTに入っていたクロアは、今よりも常軌を逸した刻印の数をこなしていた努を実際に見ている。それに表には出さなくなったものの相変わらず夜通し刻印していることも何度か確認しているので、傍から見ればその一ヶ月は地獄に他ならない。


「えぇ……?」


 そのことを勘違いしていそうなユニスにクロアは忠言しようとも思ったが、当の本人は笑顔で顔の前に人差し指を立てている。なので彼女は困惑の声こそ上げたものの、口を固く結ぶことにした。


 ――▽▽――


(……まさかここまで早く完成させるとは思いもしなかったよ。これも異世界の民ゆえのことなのか?)


 クランメンバーに便宜を図ってくれたギルド長のために深海階層の底へ辿り着ける水着を制作したい、と努から言われた時はどう説得してそれを止めさせるかゼノは悩んでいた。僅か一ヶ月でレベル30の刻印士になっていることには驚いたものの、それでもたかが知れているレベルではある。

 それこそサブジョブが導入された三年前から、既にこなしていた仕事での技術もあってか刻印士としてそれぐらいのレベルになっていた者はいた。そして現在はアルドレットクロウ工房や一部の職人がレベル50まで到達しているものの、深淵とも呼ばれている深海の底に対応した装備は作られていない。

 正確には作れないのではない、手間とコスト面を考慮して作られていないだけだ。そのために一体どれだけの刻印油を消費しなければならないのか。刻印士に装備を発注することもあるので刻印のことをある程度知っているゼノからすれば、その費用を考えるだけでゾッとする。

 それに加えて、現在多くの職人たちからなにまでを囲い込んでいるアルドレットクロウ工房の意向もある。レベルだけ上げるだけで腕のない生産職などあってはならないという主張の下、生産職のレベルには価値がないような風潮を最も大きな工房が率先して作り上げてきた。それに逆らうことが得策ではないことは明らかだ。

 とはいえ、流石に30レベル程度で三つの高難度刻印が成功することはまずない。そのためゼノはいくらかの刻印油を努に融通したものの、刻印を失敗による損失を計算し越えてはならないラインを話し合って決めていた。努が実際に無謀な刻印を失敗し続けて損失がかさんでいけば、費用対効果に合わないと諦めてくれると思ったからだ。

 だが実際はそのラインを大幅に下回る回数で、努は高難度の刻印三つを水着に施してみせた。彼曰く運が良かったとのことだが、果たして本当にそうなのだろうか。何か刻印における裏技のようなものを編み出しているのではないか。


(このままでは、レベル50も易々と飛び越えるのではないか? 幸運者騒動と同じように、出過ぎる杭は打たれないを地で行く気に違いない。……そうなると、もう力関係は逆転してしまうだろうな)


 そしていざとなったら家族を人質に取るような人間が、無限の輪のクランリーダーに相応しい力を持って君臨する。ファッションブランドとして名高いゼノ工房の自室で、彼は最悪の結末を想像し銀色の髪をくしゃりと握りながら歯噛みした。

 三年前にクランハウスの前で起こった凶事は、ゼノの記憶に今でもこびりついて消えていなかった。

 確かにあの時の自分は、努とディニエルのどちらが正しいのか決めあぐねていた。だからこそどちらの立場が正しいということになってもいいような立ち位置を維持していたため、彼女が矢を放つことを見過ごしつつも口では撃つべきではなかったと主張していたことも確かである。

 しかしだからといって、大切な家族を口に出してまで自分を脅すことはなかっただろう。十中八九ハッタリだったとしても、それを口に出されてしまえば信頼関係など構築できるわけがない。もしいざという時がまた訪れれば、努は再び自分の家族を人質に脅すだろう。そうされた自分は何も出来なくなってしまう。

 努が帰ってくるために活動するガルムたちを止めることはできない。ならば自分は努が帰ってきてもまた生殺与奪の権利を握られないように、まずはいつでも無限の輪を離脱できるような状況を作り上げた。その一環としてファッションブランドのゼノは立ち上がり、その売上で経済的には探索者をしなくても生活していける基盤は築き上げられた。

 勿論探索者としてもゼノは成長していた。ただこれに関しては周囲のPTメンバーに自分の力を引き上げられていることは否めなかった。ただそれでも今のゼノは努より探索者としての技能もレベルも高いことは確かだ。


(いざとなれば家族と共に迷宮都市すら出ていける。……だが、それで私はそれからも胸を張って生きられるのか?)


 妻は勿論、二人の娘は目に入れても痛くないほど可愛い。そんな家族のためになら何を捨てても構わないと思う。だがそれと同時に、無限の輪に入ってからでいえば四年以上は活動を共にしてきたクランメンバーもまた、家族に並ぶ仲間であることに他ならない。

 同じPTメンバーとして活動してきたガルム、コリナ、リーレイア、ハンナは言わずもがなだ。それに努に捨てられたと傷ついている中で保護していた孤児からすらも裏切られ、それでも健気に子供の世話をしているダリル。それと比較すると母がいるおかげか安定しているもののまだ危うさの残るアーミラ。あの凶事から逃げるようにアルドレットクロウへ移籍してしまったディニエルと、同じく帝都に行ってしまったエイミー。

 そしてその無限の輪を設立した核である努。その別れ際はとても苦いものとなり今も味がするほどだが、それでも彼のおかげでここまで来られたことに間違いはない。だが努が帰ってきてしまったことに落胆したことも間違いない。

 それから彼が探索者としてでなく生産職の道に舵を切った時には、内心とても安心してほくそ笑んだ。そのまま落ちぶれたままでいてくれれば、家族を害されることもなければ仲間と別れずとも済む。かといって落ちぶれすぎて凶事に走られても困るので、生かさず殺さずの状態を維持するのが一番良かった。

 だが、そんなどっちつかずの状態も今日で終わる。努が深海装備を実際に作成したせいでアルドレットクロウの四軍に位置する魚人の一人が、彼に制作依頼を出すとごねている。今はアルドレットクロウ工房から止められているものの、魚人の海に対する気持ちは並大抵ではない。

 いずれはそれも突破して努本人に交渉を持ち掛けるだろう。そうしていくうちに努は三種の役割を広めた時と同様に、自身で成果を出して生産職の常識をもぶち破っていくのだろう。そうなれば今の状況が端から端まで引っくり返っていくように逆転する。

 結局自分はあの時のようにどっちつかずの立場を取って、選択を先送りにしただけだった。あの時は努がいなくなったおかげでそれからは平和に過ごせたが、彼が帰って力をつけようとしている今、再び選択を先送りにすれば家族か仲間のどちらも失うかもしれない。


「はぁ……」


 ゼノは努が帰ってきてからそのことを一人、思い悩んでいた。どちらも選択できる位置にいながら、どちらも選択できるような手段がないかを模索する。だがいくら一人で考えたところで妙案が浮かぶこともなかった。

 そして今日も徒労に終わり、じりじりと内心が焼けていくような状態のまま偽りの笑顔を張り付けてクランハウスに向かう。願わくば三年前のように、自分が選択せずとも事態が好転することを祈りながら。

 コメント
  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 4:44 PM

    >この無線がなかったら日本は第二次世界大戦でもっとボコボコにされてたかもってぐらい

    宇田新太郎・八木秀次「当時でも知名度なかったよな、俺ら…」

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 5:15 PM

    ステファニー隕石回を抜くコメ数になりそうなんで記念!
    ラブコメムーブよりもドロドロ展開のほうがコメ数のびるのがライダンらしいですな~。

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 5:20 PM

    ゼノが悪いのは自分も信頼を裏切るような行動してるってことを理解してないもしくは目を逸らしてるという一点かな。
    ツトムみたいに切羽詰まってたわけでもないのに、あっさり保身に回られるのは、その程度の信頼しかなかったと思われてもしょうがないだろうに。
    それ以外の行動や思考はまあしょうがないとしか言いようがないし。
    不安が勝るだけで恩自体は感じてるし、内心はどうあれツトムから受けた恩は十分返してると言って良いしね。

  • 他人の金で焼き肉が食べたい より: 2021/02/11(木) 5:25 PM

    本編もコメント欄も盛り上がってきて最高に面白くなってきました
    続きのお話も楽しみに待っています

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 5:26 PM

    自分の気持ちを感想にしてるのは努サイドでもゼノサイドでも気持ちよく読めるけど、他人の感想を見下してマウントとってる文章はなんかきついなぁ。

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 5:37 PM

    結局のところディニエルが全部悪い。
    ツトムにはぜひディニエルと再戦して精神的にぼこぼこにしてほしい。

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 6:01 PM

    努にとってはゼノみたいな毒にも薬にもならない中立なメンバーの方がありがたいと思ってるだろうけどね

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 6:19 PM

    >匿名 より: 2021/02/11(木) 8:55 AM
    前提から違ってる見当違いな推論並べたてられてもな。

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 6:24 PM

    ゼノの人間臭さがいい感じ。
    家族を盾に恫喝されたらトラウマにもなるだろうし、どうしたものかね。
    努も面倒を嫌って積極的に動かないし、第三者を挟んだ上で少しずつ修復するしかないかな。
    ダリル、アーミラ、ディニエルに金色の調べと問題が多いので、先行きが不安であると同時に楽しみです。
    .
    コメントを流し見してると批判的意見が多いんだね。
    機械じゃないんだから、悩んでもいいじゃない。
    聖人でもないんだから自分の利益を考えてもいいじゃない。
    勿論それでも気に入らないという意見もいいと思うけどね。
    長文失礼

  •    より: 2021/02/11(木) 8:28 PM

    ツトムはあの発言後、戻ってきてから説明なり、謝ったりしたのだっけ?
    ツトムがあの時、敵認定して、相当な怒り顔で司法的には何もできないが、妻ともども覚えてろよって脅したのは事実。
    それだけの知恵と立場と金もあるし。キレっぷりもご存知の通り。

    暴力だとしてもゼノ本人だけなら怖くはないだろうが、妻は一般人。
    怖いよねー。
    ツトムは自分の言動の酷さは一応認識してるのだし、やっぱり会話って大切。

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 9:02 PM

    この作品は伏線→後に回収が出来てると思っていますから、以前努が「子供ってわりと可愛いもんだ」と感じたのも伏線っぽく見えるんですよね···万が一ゼノが努と敵対ルートを選んで負けた時、助かる為の鍵は子供になりそうな気がしますね。 努は自分に牙を向いた人間は容赦しないタイプですが『三國志』の法正ほど執念深くはないですから、子供の助命嘆願→滅殺からクラン脱退&今後関わり合い無し程度にはなりそう。

    個人的にはゼノよりダリルに死亡フラグが立ってる気がするんですよね。ダリルが(裏切られたとはいえ)養ってた孤児どもがアルフレに唆されてた→明確に敵対したら、孤児に何の思い入れもない+リキに至っては一度見逃したのに裏切った+アルマみたく反省して謝罪するなんて事は有り得ない=今後の為に努が芽を刈り取る=抹殺決定するで有ろう事は容易に想像付きますし。
    孤児を抹殺されて明確にダリルと努は敵対するでしょうが、何より彼とミルルが組んでる事がダリル死亡の伏線に見えるんですよね。 彼女の出自と経緯はダリルも知った→裏切ったと感じてる努より孤児とミルルを選ぶ可能性が高いですし、孤児だけでなくミルルも···と考えてアルフレの努暗殺に協力的な?

    ゼノにせよダリルにせよ、仮にパートナーが努と敵対しない様に進言した場合はそれに乗れば生存→和解ルートも有り得ますから、今後どうなるか楽しみですね。

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 9:18 PM

    なんだかこの話を通してディニエルが1流になれない理由が見えてきたかも?
    ディニエルには自己研鑽の道を模索する姿勢に欠けてると思う。
    爛れ古龍(だったかな?)の時早々に諦めて自殺しちゃった件もそうだし。
    結局見えてる道しか進もうとしないその姿勢が2流と思われる所以なのかもしれないですね。
    もうちょっと迷宮探索以外のことにも目を向けて、強くなることに貪欲になるべきなんだと思いますね。
    ツトムは真っ先に弱点の対人戦用装備作り上げるでしょうし。

  • 匿名 より: 2021/02/11(木) 11:28 PM

    ゼノとかダリルとか割と叩かれ気味だけど、個人的にはディニエルこそ痛い目に遭って欲しい。
    ゼノの子供産まれた時にめでたい場でツトムの話題出して空気ぶち壊したのに、そのまま帰った件は忘れられん。
    らしいと言えばらしいけどね。

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 12:18 AM

    ディニエルはいまだにツトムは無駄なことしてると思ってる時点で視野狭いもんな…
    3年たってむしろ見る目昔より下がってそう

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 1:02 AM

    ディニちゃんが諦めたのは成れの果て戦だね。ただ、自己研鑽は並び立つ相手も追っかけてきそうな相手もいない状況ではなぁ…そこら辺の心理描写も本編で書かれてたけど。ただ、あの諦めはこの世界基準なら普通のことだと思うんだ。ツトムは死にたくないし、ある程度攻撃の正体も掴めてたから続行しようとしてたけど、ディニ視点では意味不明な攻撃で一瞬で複数人消えてるからいつ死んで装備ロストするか分からない状況なわけだし

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 1:10 AM

    ゼノにとって家族が越えてはいけない一線なのは分かるんだけどね。

    というか一度全員腹を割って話せw

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 1:11 AM

    ダリル抜けやゼノ抜けのコメント多いけど、ゼノはともかくダリルは無いと思う
    結構な時間を共にダンジョン攻略に費やして、自分の密かな野望のために付き合わせたという少なからず努には恩もあるだろうし、それがクランメンバーに残した財産なのかな
    ダンジョン攻略で交流を深めて結果的に努による脱退で離縁になりかけたものの、一緒の家に暮らした期間もあるし、ゼノは家庭があるから住まいは別だったけどダリルは気軽に話せるほど仲が良かったし孤児のせいで拗れたからと言ってそこで用無しだと切り捨てるほど努は薄情ではない
    ゼノは暴走してやらかした後、負い目に感じてそのまま離脱はあり得る、がしかし絶対に最初に神のダンジョンを攻略して生きて元の世界に帰るという目標がなくなった、安定している努の今の心境ならゼノにも厳しく当たることはないんじゃないかなー相当やらかさない限りは
    ミルルのように探索者生命が終わるほどの事件を起こさない限り
    そしてそのストーリーをするメリットが特にない

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 1:22 AM

    この小説が好きでこの前漫画も買って読んだんですけど、全然キャラのイメージと絵が違って悲しくなりました。もっと良い絵描きに頼んだ方がいいです。せっかくこんな面白い話が台無し

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 1:54 AM

      どういう話展開になっていくかな。今のとこメンバーが努に関して不信を募らせてて、努の目的はライブンダンジョンを楽しみたい。その手段が二次とサブジョブな訳で、全体として効率を上げることで自分の知識レベルまでの攻略法を広げたくて実践してる?
     努の人に対しての距離感がより強調されるよね。謝ることが苦手というか。謝罪はしても心の込め方が不器用というか。
     ライブダンジョンに関わることでは、努に弱い部分がいよいよ無くなって、ぶっちゃけ関わりにくいとこはある。稼ぎの面で言うなら文句はないけど、温度差が浮き彫りになって、エイミーが他の男に取られる可能性も……なくはないのかなぁ。

  • うろ覚えさん より: 2021/02/12(金) 2:12 AM

    昔読んだ設定で先に来てた日本人がスキルくれてダンジョンの先が長いぜーみたいなのってライブダンジョンだっけ?

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 5:20 AM

    今更ですみません。
    ゼノがめっちゃ黒いんですが、そんな展開これまでありましたっけ?

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 6:03 AM

    努は人質アウトだった自覚あるしもっと積極的に抑えつけてくるのも覚悟してたので未だにこんだけ大事に思われてるのびっくりだろうな…。

  • カイト? より: 2021/02/12(金) 6:04 AM

    更新ありがとうございます。
    ゼノが努が戻ってきてからの妙な優しさの裏側が怯えていたという落ちとは。
    まあゼノはガルムとかと違って勇敢なタイプではないですから納得。

    魚人さんよ…50レベルの職人さんが身内にいるんなら、材料全部取ってくればタダで作ってくれるのでは?
    忙しいから無理?いやいや同じクランの仲間やろ!

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 8:53 AM

    そういえば黒杖の宝玉嵌め込みって刻印システムと同じか類似か別かは特記されてなさそうですね。
    杖をもった人によって宝玉が光る個数が違うって時点で刻印とは別っぽいですが。
    武器強化は失敗したら消滅って辺りからして別ですけど、じゃあ黒杖に刻印できるか分からないですし。
    別ゲー知識を元に推測すると、
    黒杖(素材)→レベル1から使用できるレベル制限のない汎用最強武器
    強化→武器に+○○を付ける段階ごとに確率が低くなり失敗したら壊れる強化
    付与→武器に特殊能力を1~10個ランダムで付与できる、もしくは1つずつ付与していく
    刻印→武器に任意の能力を付与できる
    といった感じになるのかと。
    強化値を上げる、宝玉用の穴を開ける、宝玉を埋め込む、宝玉に付与するがこのダンジョンに無いので別のダンジョンか、刻印と統合されるかでしょうけど。
    もし統合されている場合、敗者の服杖バージョンという100層までのレベリング武器に落ちぶれるんですね黒杖…。

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 9:19 AM

    >匿名 より: 2021/02/11(木) 9:18 PM
    爛れは別PTなので90階層の成れ果て戦ですかね〜あの挙動で性格はされど期待はしていたツトムがディニを警戒するきっかけでもあったしね…あれが無ければ未だにツトム内での評価はまだあった方だと思うわ

  • うろ覚えさん より: 2021/02/12(金) 12:28 PM

    7〜8年前のライブダンジョンの話で100階層着いたら先に来てた日本人が『仲間と深くまで潜ってる』みたいな感じでツトムも追いかけてこいよ!みたいな事言われてスキルオーブみたいなのくれる話なかったっけ?
    誰か分からない?

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 1:26 PM

    アルドレッドクロウもルークがリーダー降ろされたし生産職が権力振りかざして新規とかに圧力かけるし
    階層が詰まってないだけで全体的に良い方向に進んでない気がする
    黒杖、役割が来るまで火竜越せなかった時代っぽい
    おばあさん、紅魔団以外はギスギスしとるイメージ

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 1:42 PM

    頭に血が昇り過ぎな意見もちらほら見かけるけど、それも含めて今話のコメ欄がここまで伸びたのはやはりゼノの人気もあるんだろうね
    実際、最初はいけ好かないと思っていたけどラーヴァゴーレム以降ではツトムの次に好きになったし
    外見を気にして見得張るしそれで失敗も沢山してるけど、内面は打たれ弱い一般人というところが共感を呼ぶし、それでもくじけないで進む男意気がカッコいいので、今回もその布石になると信じてます

  • 鉄平 より: 2021/02/12(金) 1:57 PM

    迷宮都市を出ていく事をピコさんに相談するのが解決の糸口な気がするけどね。

  • 匿名 より: 2021/02/12(金) 3:14 PM

    ほんと面白いなあ。
    作者さんめちゃくちゃ実力あるのにもっと売れてほしい。

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