第506話 150階層観戦:ギルド 「ぜってぇ俺の方が強ぇのに……」 女王部屋がもう間近であろう三つのPTの激戦。その中でも異彩を放つPT構成の中で最も活躍していた槌士の姿に、アーミラは貧乏ゆすりしながら歯噛みしていた。 あの程度のアタッカーですら… 2022年4月14日
第505話 150階層観戦:神台市場 バーベンベルク家が障壁で空中に席を構築しているVIP席にいる資産家たちは和やかに上位の神台を観戦し、その下にある予約席には迷宮マニアたちが熱い議論を交わしている。その手前にずらりと並ぶ一般席はまだ昼時でもないのにほ… 2022年4月7日
文字の冷凍庫 3月レポート 3月のPV 660,809 更新数 5回 すごい 収益 ブログが約10万 ライダン漫画4周年ですって またまたご冗談をwとニコニコ漫画見に行ったらマジだったわ……。感謝感激雨霰です。ことり先生、読者のみんな本当にあり… 2022年4月1日
第504話 クロアの原体験 (うるさーい) 頭上で飛び交う羽蟻フライアントが鳴らす不快な飛行音。それは垂れているとはいえ犬耳のあるクロアからすれば非常に五月蠅く感じた。 だがそんな羽蟻の応酬を受けているハンナの方がそう思っているに違いない。… 2022年3月31日
第503話 懐かしの手料理 (呪い部屋にでも当たったかな。蘇生時間、余裕持たせとくか) エイミーが斥候に出て二十分経過したことを無意識の時間間隔で確認しながら、努は五分間隔ギリギリで打っていたレイズの時間を少しだけ早めた。ただレイズを打っても… 2022年3月24日
第502話 アガッてきた! (今までは手を抜いてたのかと思えるぐらい活躍しやがるのですね。……私と同じくらい刻印してた癖に、一体いつ練習してやがったです?) エイミーが偵察している間にせっせと刻印している努をねめつけながら、ユニスもクロアから… 2022年3月17日
第501話 アタックナンバー4 「フラッシュ」 黒門で転移した先は少しだけ洞窟に入っている状態で、後ろから微かに光が差しているものの薄暗い。そんな中ユニスが目を薄めながら光量を抑えた光を洞窟の奥へと放つ。 その光に感化されるように洞窟の壁に生え… 2022年3月10日
第500話 エイミー伝授のおてて (駄目だこりゃ) 149階層に転移し150階層に向かうための黒門を捜す道中で、ハンナは魔流の拳を暴発させて二度死んでいた。流石に正統継承者様なだけあってかある程度修正してきてはいるものの、本調子でないことは明らかだ… 2022年3月6日
文字の冷凍庫 2月レポート 2月のPV 550,167 更新数 3回 収益 ブログが約6万 言いたいことを言わない勇気 ルシアは引退してロシアが物騒になっている時、dy冷凍はライダンの感想を読んできんに君のモノマネをしていた。ヤー!それを理解し… 2022年2月28日
第499話 雛鳥の刷り込み 努がガルムとエイミーと話す姿は、ハンナから見ると普段は不愛想な猫が友人にだけ擦り寄っているように見えた。 そりゃあ、努からすればガルムとエイミーは初期のクランメンバーということもあって特別な存在なんだろう。だがハ… 2022年2月27日
第498話 二つの強大な魔力 「さっ。早く着替えて帰るっすよー」 自分が嫌いな教会服は他人も嫌いだと思い込んでいるのか、ハンナはギルドに帰ってくるや否やアタッカー4編成の練習でへろへろ顔のクロアと眠りこけているユニスを更衣室へと引率していく。 … 2022年2月17日
第497話 壊される概念 (……なんかクロア、悪いことしちゃってるみたい) 数日前から努が打ち出したPTの方針は、クロアからすれば全軍突撃みたいなものだった。それに迷宮マニアや探索者たちからの意見も大分荒れていることからして、それを実行して… 2022年2月10日
文字の冷凍庫 1月レポート 1月のユーザー数 不明 PV 不明 更新数 3回 収益 ブログが約7万 Googleアナリティクスがバグって見えないのでPVなどが不明です。アドセンスしか機能してない 好き、得意なことばっかりではメリハリがなくて無にな… 2022年1月31日
第496話 まともなヒーラーとは 「うー」 149階層の戦闘で一度蘇生を受けることになったハンナは一人反省するように呻きながらも、換羽期だからかやけに抜ける羽根も構わずわしゃわしゃと翼を掻いている。 「まだまだ修行の身ですかな~?」「うるさいっすー… 2022年1月27日
第495話 ドロドロハーレム 昼休憩の時間となりギルドに戻るもお腹が空いていなかった努は、食事に向かうPTメンバーの四人を見送って一人刻印しながら上位の神台を眺めていた。 刻印装備を身に纏い150階層をいの一番に攻略しようと奮起しているPTは… 2022年1月20日
第494話 その程度の仲 「呪い、だる……」 149階層で実際に呪蟻カースアントと対面しその呪いを身に受けたエイミーは、戦闘終了後でも風邪を引いたような顔のままユニスから治療を受けていた。そんな彼女の頭に生えていた紫色のきのこはポロリと落ち… 2022年1月7日
文字の冷凍庫 12月レポート 12月のユーザー数 70,492 PV 981,236 更新数 0回。オワオワリ 収益 ブログが約6万 頭の中の理想は高くなり、実際に書く文章は死んでいく 20日くらいまで悪足搔きしたものの書けず、それからはもう諦めて… 2021年12月31日
文字の冷凍庫 11月レポート 11月のユーザー数 82,293 PV 1,247,155 更新数 三回。くぅ~疲れましたw 収益 ブログが約七万。 びっくりするほどネタがなかった 大体月末レポートで書きたいネタは月中にメモ帳へぶちこんでいるんですが、… 2021年11月30日
第493話 羽振りのいい鴨 「あれっすか。一匹だとよくいるモンスターって感じっすけど」 148階層から時々出現するようになる様々な蟻系のモンスター。その中で最もポピュラーな兵隊蟻ソルジャーアントのはぐれ個体を見つけたハンナは、拍子抜けしたよう… 2021年11月30日
第492話 世界一bot猫 ゼノ工房で受注生産していた刻印装備を規定数納品した努は、その後も職人たちとあーだこーだデザインについて話し合っていたユニスを置いてギルドに足を運んでいた。 (徹夜明け、大体身体に悪いもの食べがち) クランハウスに… 2021年11月22日
第491話 最先端ヒール 「……この子たち、治療院に運んでいいですか?」「随分と手際がいいね」 努たちが話している間に素人が治してしまえば後遺症になりかねない重傷者を選別し、せめて痛みが和らぐように気休めのメディックをかけていたミルル。そん… 2021年11月11日
文字の冷凍庫 10月レポート 十月のユーザー数 86,530 PV 1,455,143 更新数 三回。元気だったのに……。どうして…… 収益 ブログが約八万。 公務員が休職中にラノベ書いてたら停職した件 そのニュースでdy冷凍のカチキレユナイト退職事… 2021年10月31日
第490話 不可視の怒り 「どうも」 モイの手足から結構な血が流れていたせいか、野犬のような顔つきの浮浪者から受け取った緑色の杖は嫌になるほどベタついていた。努の張り付けていたような愛想笑いが欠けそうになる。 その先には人の手足と自分が刻… 2021年10月29日
第489話 暴虐無人 「ほらよ」 アーミラはマジックバッグから大剣を出すついでに、緑色の液体が入った瓶をダリルに放り投げた。彼は一瞬警戒したものの両手で受け取り、それが正規店のラベルが付いた緑ポーションであることを確認する。 「後で負け… 2021年10月21日
第488話 地力の差 「……随分と物騒な格好だね」 ミルルからオルファンの潜伏場所を聞き出していたダリルは、そこに息を潜めるように集まっていたリキたちに声をかけた。そんな彼にリキは苦虫を嚙み潰したような顔をしたものの、一転して嘲笑する。… 2021年10月9日
文字の冷凍庫 九月レポート 九月のユーザー数 84,618 PV 1,415,857 更新数 三回。後半体調不良で失速 収益 ブログが約七万。 同じ作者が発表した新作でも面白いかはわからんし、むしろ読むのが怖いまである 例えば『ライブダンジョン… 2021年9月30日
第487話 刺客の来訪 努が大量に生産しストックしていた刻印装備の中でも上振れた刻印数の物を厳選し、ゼノ工房でアレンジされた教会服の圧倒的な性能。それにPTメンバーのポテンシャルもあってか努たちは深淵階層の難敵である黒鎌をものともせず、三… 2021年9月30日
第486話 刻印インフレ 結局努の記事全回収の目処こそ立ちはしなかったが、この数日で中堅の探索者たちは栓でも抜けたかのように怒涛の階層更新を果たしていった。 引退はしていても神台だけは見ていた者はその異様な熱に浮かされ、知り合いの伝手から… 2021年9月22日
第485話 チート写真 (最悪だ) 翌日の朝。ユニスは朝刊を見るや否や驚きに目を見開いて見比べるようにちらちらとこちらを見てきて、ハンナはによによとした顔で生暖かい視線を向けてくる。そんな者たちに比べるとそこまで反応していないガルムとエイ… 2021年9月10日
文字の冷凍庫 八月レポート 八月のユーザー数 87,190 PV 1,526,296 更新数 四回。ウマ娘が再び面白くなったので危うかった 収益 ブログが約八万。skebが約一万。強い(確信) 餅屋に頼んだら無理と言われたこと 広告の表記がズレて見… 2021年8月31日
第484話 精神の自傷 小さな巨人のような見かけをしたジャガーノート・ミニに頭を踏み潰され、粒子となって消えていくモイの姿。それを努は既に精神だけは自殺を済ませているような目で見送った。 その後はロイドに買収されていた二人が積極的にタン… 2021年8月31日
第483話 この世界の現実 確かにモイの境遇には同情の余地があるのかもしれない。他のPTメンバーから虐げられていた様子からして、別に自分の意思でリキが主導するオルファンに在籍しているわけではないのだろう。それに今日は何とかして時間帯をズラして… 2021年8月28日
第482話 利権を守る権利 135階層はそもそも野良でPTをマッチングさせるためか、初めの段階は普段の階層主戦と仕様が異なる。基本的に人数が揃っていればアタッカー二人、タンク二人、ヒーラーが一人のPTに割り振られるが、その選出時間の間は待つこ… 2021年8月16日
第481話 紅白孤高階層 それから数日後にはユニスを含むPTメンバーたちは134階層まで難なく辿り着き、135階層へと潜れる環境が整っていた。そんな中で休日を二日挟んでの当日。 「……この様子じゃ、助太刀する必要はなかったかな?」 もはや… 2021年8月9日
文字の冷凍庫 七月レポート 七月のユーザー数、82,056 PV、1,314,189 更新数、四回。ポケモンユナイトでマスターいかなかったら即死だった 収益、約七万。来月からはskebの収益も入れるのでちょっと上がりそう。やったぜ。 … 2021年7月31日
第480話 個チャで愚痴垂れ (今更な親切設計助かるー) 孤高階層はジョブごとによって階層の構造自体が異なり、各々の個性を活かさなければ突破することはできない。ただそれは努から言わせれば中級者向けのチュートリアルそのものであり、正直なところ今更… 2021年7月31日
第479話 刻印無双したーい!! 「古参の探索者たちが出払っていて良かったのですね」「……何で?」 そう呟くユニスに努は刻印しながら目もくれなかったものの、少しは悪いと思ってはいるのか売り言葉の一言は返した。すると案の定彼女は黄金色の尻尾をはち切れ… 2021年7月24日
第478話 上へ上へと 「自分が足手纏いってことを自覚してることだけは評価できるな。こんな調子で孤高階層どうするつもりなんだろうなぁ?」 一日に二階層ほどの早いペースで到達階層を更新している努がウンディーネに運ばれながら刻印している写真を… 2021年7月17日
第477話 手荒な客人 刻印装備を身に着けているキマイラのような姿形をした120階層主を難なく倒した翌日、クロアたちは新たに遺跡階層と呼ばれている場所を探索していた。そんな中、エイミーは湿気の多いジャングルのせいか普段より跳ねている白いく… 2021年7月10日
文字の冷凍庫 六月レポート 六月のユーザー数、81,491 PV、1,241,122 更新数、三回。目標達成ならず。すみませんでした 収益、五万ちょい。初めて下がった ハッピーなストレス 六月の初めに実家から引っ越したのですが、はじめ… 2021年6月30日
第476話 ヒモキャリー 「あ、あいつ。本当に何もしやがらないのです……」 砂に埋もれた地魔石を仕事終わりの農民のように汗を流しながら拾っていたユニスは、悠々自適に宙を浮いて手伝う気配もない努を見て信じられないとでも言いたげに目を見開いてい… 2021年6月30日
第475話 事務所一押し新人、努 「ほんとスライムってよく出てくるよね。手を変え品を変え」「人並みに戦ってはくるので注意して下さい。あとたまに奇襲で中身が飛び出してもきますので」「りょーかい」 刻印の紋様が浮かび上がっている鎧の中には粘体が詰め… 2021年6月27日
第474話 あざとい後輩 努の警護役と探索活動からのリフレッシュも兼ねて一人迷宮都市に残ったガルムは、スタンピード組を見送った朝過ぎから彼に付いていった。 「それじゃ、行ってくるよ」「うむ。今のところオルファンがダンジョン内での鉢合わせを狙… 2021年6月23日
文字の冷凍庫 五月レポート 五月のユーザー数、84.438 PV、1.257.934 更新数、四回。30.31日の滑り込み具合凄いね。来月からはちゃんと週に一回更新で楽に進めていきたい。流石に一日で即興書きは結構頑張らないとしんどいし、頑張るを多用… 2021年5月31日
第473話 神運営許すまじ 160階層の攻略に詰まっていた最前線の探索者たちがごっそりといなくなったことで、上位の神台に映るPTも一気に入れ替わった。最高到達階層も150階層まで下がり、時間帯にもよるが百番台以内に120階層が映るこ… 2021年5月31日
第472話 ふざけんなガルム スタンピードの間引きとオルファンとの懸念点について、努はクランハウスの夕食時に隣へ座っていたガルムに軽く話した。ハンナやエイミーたちがそれぞれ話し込んでいる中、努の前に座っていたリーレイアは澄ました顔で食事をしなが… 2021年5月30日
第471話 バカンスと化したスタンピード (間引きってことは、あっちも何か仕掛けてくる頃かな) リーレイアと共に新たな精霊契約を試してから数日後には、ギルドにて外のダンジョンでの間引きに関するお知らせが張り出され始めた。暴食龍によって起きた惨状からもう五年… 2021年5月20日
第470話 単なる餌要員 「風呂入りてー」 結局丸一日81階層で過ごす羽目になり努はげんなりしていたものの、刻印に没頭しつつセーフポイントで久しぶりに長い睡眠を取ったことで意外と悪くない休日を過ごしていた。 「……では、次は闇精霊のレヴァン… 2021年5月13日
第469話 相性無双 「随分と久しぶりに感じます」「最近は159と160の往復だろうしね。ヘイスト」「確かハンナが馬鹿みたいに引っかかっていましたよね?」「そうだね」 今の神台にはほぼ映らないであろう81階層にある幻想の花畑を眺めながら… 2021年4月30日
文字の冷凍庫 四月レポート 四月のユーザー数、PV、更新数、収益 ユーザー数は85,051(↓3,000)PVは1,216,259(↓100,000) 更新数は三回。四月は確定申告と引越し準備が鬼門だったので仕方ないね。五月はまず四回を目標に頑… 2021年4月30日
第468話 深海遊泳 「ほんとにタコだね」「本当にタコなのです」 刻印階層の階層主はデカい蛸たこだと聞いて半信半疑だったエイミーとユニスは、遠目からでもギョッとするような大きさのスポッシャーを見て顔を見合わせている。そして機械仕掛けのハ… 2021年4月23日
第467話 新たな精霊 「相変わらずノームはあれだけど、進化ジョブのおかげでウンディーネ一強ではなくなったね。フェンリルヤバくない? 乗り物として使ってる人も見たし、一強の可能性ありそう」「初めての貴方に懐いているのは不愉快で仕方がありませ… 2021年4月7日
第466話 たまにはサボってみるもの 少なくとも刻印成功率の期待値は出せた休日明け。眠気を振り切るように朝の走り込みをしている最中に、努は迷宮都市の外壁工事が行われている風景を眺めていた。 もう数年は稼働しているのか歴戦の雰囲気が漂っているシェルクラ… 2021年3月31日
文字の冷凍庫 3月レポート 他の人のブログ見てたらこういう月末レポートがちょっと面白かったので、取り敢えず書いてみる。出来れば画像とかグラフとか入れてわかりやすくしたいんだけど、当日に書いてるので後々暇な時にココナラで対応できないか調べてみます… 2021年3月31日
第465話 ロイドの思惑 「……いいの? あの工房連中ほっといて」 会合の終わったアルドレットクロウの会議室で二人きりになった途端に、秘書のような恰好をした女性はひっそりと尋ねる。すると現在のアルドレットクロウのクランリーダーであり、化かし… 2021年3月23日
第464話 ソシャゲの手法 (もうお前とはやっていけそうもない。破局だ破局) 刻印士のレベルが一気に40になったことで新たな刻印がいくつか刻めるようになったので、努はステータスカードに映っている模様を敗者の服に模写して刻んでいた。だがそれらに… 2021年3月17日
第463話 夫婦漫才 「あー、こんな状況で依頼してくれるのはありがたいですけど、現状では難しいですね」「……何故?」 ガルムとさして変わらないほどの背丈に、港町で生まれ育ったかのように精悍《せいかん》な肉体をしているドルダンという男は、… 2021年2月17日
第462話 ゼノの苦悩 「おー。本当になってるのです」 100階層の突破から数日後、努たちPTはそのまま刻印階層の攻略も着実に進めていた。そんな中ギルドに帰って自身のステータスカードを確認していたユニスは、そこに薬師と刻印士という新たなジ… 2021年2月7日
第461話 お気持ちVC 「……終わったのですか」 爛れ古龍の心臓を捧げる復活の願い後も、優秀なアタッカー二人によって迅速な臓器破壊は滞りなく行われた。その間にハンナが魔流の拳を独断で解放して暴発しユニスに蘇生されるという事態もあって多少荒… 2021年1月31日
第460話 毒の使い手 「……魔流の拳使えたら死ななかったっすから!」「そもそもあれは事故のようなものなのですから、気にしなくてもいいと思うのです」 蘇生された途端跳ね上がるように起きて弁明してきたハンナに、ユニスはそうフォローしながら既… 2021年1月27日
第459話 死を賭けたじゃんけん 「……何で私が死ぬのが決定事項になってるのです?」 百階層に続く黒門の前で爛れ古龍戦の打ち合わせをしている中、ユニスは若干不服そうに呟く。 爛れ古龍によるPTメンバーのアンデッド化は、以前まで聖属性の防具を装備す… 2021年1月17日
ライダン六巻、本日発売! この巻の最期から書籍以降の展開まで行くことになります。ここら辺で売上つまづいて暴食竜まで行くのが厳しくなるパターンが自分的には一番怖いので、是非ともこの機会に応援していただけると大変ありがたいです。助けてー!! HELP… 2021年1月9日
第458話 1Lくらいの涙 今日から召喚士として本格的に活動するということで、しばらくはルークと会うこともなくなる。そんな彼から今日くらい夜通し飲んで語ろうじゃないかと言われたので、努は百十階層に酒とつまみを持ち込んだ。 ルークは違う、そう… 2021年1月9日
第457話 スポッシャープレイ 元々は貴族であるバーベンベルク家の贔屓している所として有名だった、高級なワインとそれに見合う料理を提供する飲食店であるロウサ。しかし今では迷宮都市の中でも生粋の資金力を持つようになったアルドレットクロウの幹部などが… 2021年1月1日
ダークテーマ実装まで半年以上かかりました……長く苦しい戦いでした だがしかし、dy冷凍は半年以上ダークテーマ実装に向けて色々調べてはHPのエディタ編集を実践していたものの、成果を上げることは出来ませんでした。それでも頑張れば何とかなるだろうといった希望的観測を持ったまま、遂に2… 2020年12月23日
第456話 ヒーラーから逃げるな 危なげなく成れの果てを突破した努たちPTは、さして休むこともなく古城階層の攻略に入った。クロア、エイミーの近接アタッカー二人に、避けタンクのハンナ、ヒーラーのユニス。そして努は白魔導士2という変則的なPTということ… 2020年12月22日
第455話 おいてけぼりのユニス 「ね、写真と文章のギャップすごくない?」 ソファーの背もたれからはみ出ている尻尾を揺らしながら新聞を読んでいたエイミーは、半笑いでその記事を努の方に見せた。 そこには油ギッシュな身体でにへら顔のままヘッドスライデ… 2020年12月12日
第454話 下ネタおじさん スポッシャーの突破後、努は百十階層の利用方法について考察していた。百十階層のアトラクションに流れているものが刻印油であることは想像に難くなかったが、いざそれを実際に利用するとなると意外に難しかった。 基本的に刻印… 2020年12月4日
第453話 ルークの苦悩 「……ふぅ」 思わず漏れ出そうになったため息。それを何とか一息つくように変えてはみたものの、アルドレットクロウのクランリーダーであるルークの表情は芳しくない。もう三十を越えて何年か経つにもかかわらずその外見は依然と… 2020年11月25日